お客様は神様なの?礼儀正しい態度を求めるが故の代償。

「「お客様は、神さまです。」なんて、

誰も信じていないのに、

客も経営者も、都合がいい時だけ使うんだよ。

便利なフレーズだよね。

自分の要求を通すために、使っているだけ。」

           

礼儀正しい態度を求める社会では、

何でも神にしてしまいます。

では、礼儀正しさとは、何でしょうか?

       

それは、

  • 利益を生み出すなら、技能として評価する。
  • 強制された礼儀正しさには、やさしさがない。

です。

             

それでは、

19~20世紀の日本の教育者、新渡戸稲造の言葉と一緒に、

「礼儀正しさ」について解き明かします。

       

1     日本の教育者、新渡戸稲造は、『武士道』の中で述べています。

「真実を語ることと、礼儀正しいことと、どちらが大切か」

という質問に対して、

日本人はアメリカ人と正反対の答えをする、

といわれている。

       

新渡戸稲造 奈良本辰也訳 『武士道』 三笠書房 

1993年 84ページから引用

        

2     利益を生み出すなら、技能として評価する。

礼儀正しさが、組織に利益をもたらすなら、

技能として評価します。

なぜなら、礼儀正しさは、

適切に評価されていないからです。

          

礼儀正しさは、できないと、マイナス評価されます。

一方、できていても、当然と評価されます。

つまり、礼儀正しさは、基本給に含まれているのです。

能力や技能として、評価されていません。

          

礼儀正しさは、特殊技能です。

          

3     強制された礼儀正しさには、やさしさがない。

強制された礼儀正しさは、やさしさがありません。

なぜなら、強制された礼儀正しさは、

負担が大きく、不満だけが残るからです。

       

強制された礼儀正しさとは、

無料で、サービスの提供を要求することです。

例えば、少額のお金を払ったら、自分の権利として要求する、

最低賃金の時給で、提供する義務として要求することです。

       

また、職業のイメージを守るため、

賃金に反映されない、礼儀正しさを要求します。

       

強制された礼儀正しさは、大きな負担です。

              

4     礼儀正しさのまとめ

新渡戸稲造の言葉と一緒に、

「礼儀正しさ」について解き明かしました。

礼儀正しさとは、

  • 利益を生み出すなら、技能として評価する。
  • 強制された礼儀正しさには、やさしさがない。

です。

         

幸福な気持ちが、私達の心に、

やすらぎを与えますように。