結果を出したのになぜ?成功したと思っていた時の落とし穴。

「業務を整理して、電子化を進めて、

その結果、利用者が増えたでしょ?

業務改善で、表彰されたのを覚えている?

儲かる体質に変わって、ボーナスも増えたのに、

なんで、スタッフが辞めていくの?」

結果を残して、目標を達成したのに、

周囲のスタッフが、辞めていくことがあります。

では、成功した後の落とし穴とは、何でしょうか?

それは、

  • 長時間労働を、前提にしている。
  • 健康を犠牲にしている。

です。

それでは、

19~20世紀のイギリスの哲学者、ラッセルの言葉と一緒に、

「成功」について解き明かします。

1     イギリスの哲学者、ラッセルは、『幸福論』の中で述べています。

成功は幸福の一つの要素でしかないので、

成功を得るために他の要素が

すべて犠牲にされたとすれば、

あまりにも高い代価を支払ったことになる、

ということである。

ラッセル著 安藤貞雄訳 『幸福論』 岩波書店 

1991年 54ページより引用 

2     長時間労働を、前提にしている。

成功した後の落とし穴とは、

成果が、長時間労働を前提にしていることです。

なぜなら、成果を追求することで、仕事量が増える一方、

業務の効率化や労働生産性をあげることを

していないからです。

長時間働くことが、常態化していて、

適正な人員が確保されず、

その上で、仕事をやっていかなければなりません。

低価格でないと、

受注できない、販売できない、経営の問題と、

悪条件でも働かないと、

雇用や手取り額が守れない、労使の問題が

背景にあります。

成果は、長時間労働がないと

出せない構造になっています。

3     健康を犠牲にしている。

成功した後の落とし穴とは、

成果が、健康を犠牲にして、成り立っていることです。

なぜなら、健康を大切に考える文化が、

根付いていないからです。

モーレツ社員、企業戦士、忠誠心、午前様、

昭和の企業文化のように感じます。

しかし、これらの精神だけが、まだ残っていて、

無言の圧力になっています。

成果は、健康を考慮せずに、生み出されています。

4     成功のまとめ

ラッセルの言葉と一緒に、

「成功」について解き明かしました。

成功後の落とし穴とは、

  • 長時間労働を、前提にしている。
  • 健康を犠牲にしている。

です。

幸福な気持ちが、私達の心に、

やすらぎを与えますように。