あの部署は、何で対応してくれないの?文化の違いを共感へ。

「地域や国が違えば、気候も風土も違うから、

考え方や価値観が違うのは、納得できる。

   

同じ会社の中で、たった数十人の中で、

信じられないよ。

なんで、こんなに考え方が違うのかな?」

    

同じ理念のもとに、働いている組織の中、

部署ごとで、独自の文化があるように

感じることがあります。

では、文化の違いとは、何でしょうか?

    

それは、

  • 長年育んだ、独特な共通認識である。
  • 障害ではなく、多様性として認める。

です。

     

それでは、

江戸時代の僧、良寛の言葉と一緒に、

「文化の違い」について解き明かします。

       

1     江戸時代の僧、良寛は、述べています。

町で顔見知りの老人に出あう。

かれは私に問いかけて、和尚さまはどうして、

あの白雲の深くとざす、山の中におすまいかという。

そなたはどうして、

こんな埃っぽい町の中で一生を終わるのかと、

わたしは問うた。

      

柳田聖山訳 『良寛道人遺稿』 中央公論新社 

2002年 51ページより引用

      

2     長年育んだ、独特な共通認識である。

文化の違いとは、部署が持っている独自の共通意識です。

なぜなら、最終的に目標へ到達する道は、

一本でなく、たくさんの経路を持っているからです。

      

各部署は、独自のやりやすい方法を探します。

そして、それを確立すれば、楽にすすめられます。

さらに、その部署の伝統として受け継ぎ、

また、他部署へむけて、正当性を主張します。

     

文化の違いは、長年育んだ、部署内の規律です。

      

3     障害ではなく、多様性として認める。

文化の違いは、組織内の障害でなく、

多様性として認めます。

なぜなら、大きさの違いはあるものの、

文化の違いは、必ず生じるからです。

     

部署間の文化の違いが、存在していることを、

認めることから始めます。

次に、どういう特性を持っていて、どのように活用できるのか、

組織全体で、情報を共有します。

     

さらに、部署の独自性を、部署だけの権利とせず、

組織全体の中で、行うべき義務と見なします。

そして、違いを自覚し、活用します。

     

文化の違いは、組織内の多様性を作ります。

      

4     文化の違いのまとめ

良寛の言葉と一緒に、

「文化の違い」について解き明かしました。

     

文化の違いとは、

  • 長年育んだ、独特な共通認識である。
  • 障害ではなく、多様性として認める。

です。

     

幸福な気持ちが、私達の心に、

やすらぎを与えますように。