期待が大きいと失望もある。求めないという選択肢を持とう。

「あれだけ、今の体制を批判して、

いつも、改善を要求していたのにね。

管理職に就いたら、いい職場になるなと、

期待していたのに。

      

管理者になった途端に、現体制側になるのは、

仕方ないことなのかな。」

         

期待が大きいと、

結果が伴わない時、大きな失望に変わります。

このような時、見返りを求めないという

選択肢もあります。

では、求めないこととは、何でしょうか?

      

それは、

  • 無関心や放棄することではない。
  • 相手に全てを委ね、見守る。

です。

               

それでは、

江戸時代の僧、良寛の言葉と一緒に、

「求めない」ことについて解き明かします。

              

1     江戸時代の僧、良寛は、述べています。

真実を求める眼、

清潔さを求める眼、

大らかな知恵を求める眼。

人々の苦悩を眺める眼、

そして憐れみを求める眼、

何ものも求めない眼こそ、最高にすばらしい眼なのだ。

              

柳田聖山訳 『良寛道人遺稿』 中央公論新社 

2002年 23ページより引用

     

2     無関心や放棄することではない。

求めないことは、無関心や放棄することではありません。

なぜなら、成功してほしい、達成してほしい

気持ちは持っていて、応援しているからです。

      

求めないことは、

「期待しているよ」と、自分の利益を含む言葉は、

入っていません。

行動を責めず、過大なプレッシャーを与えず、

興味を持って、応援しながら、見届けます。

            

求めないことは、成り行きを、静かに見届けます。

     

3     相手に全てを委ね、見守る。

求めないことは、相手に全てを委ね、見守ることです。

なぜなら、達成するかどうかの決定権は、

相手が持っている権利だからです。

            

求めないことは、相手の意志を尊重します。

もし、相手が、救援を求めたら、喜んで手伝います。

そして、相手の自主性、自由度を侵害せず、

いつも、見守っています。

      

成功すれば、一緒に喜び、

失敗すれば、失望せず、一緒に悲しみます。

       

求めないことは、相手の行為を見守っています。

    

4     求めないことのまとめ

良寛の言葉と一緒に、

「求めない」ことについて解き明かしました。

      

求めないこととは、

  • 無関心や放棄することではない。
  • 相手に全てを委ね、見守る。

です。

      

幸福な気持ちが、私達の心に、

やすらぎを与えますように。