学ぶことは、まねることから始まる。まねた後が大切だ。

「最初から、独創的な発想はできないよ。

まず、お手本をまねて、

やっている最中に、考えればいいんだよ。

やりながら、考えがまとまっていくよ。

個性を付け足して、独自性を出せばいいんだよ。」

 

学ぶことは、まねることから始まり、

最終的に、まねで終わっては、少々寂しい結末です。

では、まねた後、どうすればいいのでしょうか?

 

それは、

  • まねて学んだことの形を、ほんの少し変形させる。
  • 別の手本をまねてみる。

です。

 

それでは、

フランスの哲学者、アランの言葉と一緒に、

「まねること」について解き明かします。

 

1   フランスの哲学者、アランは、『芸術論20講』の中で述べています。

まねることからものごとが始まる。

まねることは社交の本質であり、

行動と行動とのたえざる交流であり、

さらには感情と感情とのたえざる交流である。

 

アラン 長谷川宏訳 『芸術論20講』 光文社

2015年 65ページより引用

 

2   まねて学んだことの形を、ほんの少し変形させる。

まねた後は、学んだことを、自分の方法で変形させます。

なぜなら、自分の好みに、

ぴったりと合うようにするためです。

 

人のやり方は、人の癖の粒が混じっています。

その粒をそのまま、飾っておいてもいいですし、

食べて、消化して、爪の栄養分にしてもいいのです。

まねたことを、忠実に守らなくてもいいのです。

 

学んだことは、自分の好きな

箱の中に入れ替えてもいいのです。

 

3   別の手本をまねてみる。

まねた後には、別の手本をまねてみます。

なぜなら、一つの手本にこだわる必要は、ないからです。

 

まねることは、手本の大きさや密度によって、

学習期間が違ってきます。

全て吸収してもいいし、途中で見切りをつけて、

別の手本に、乗り換えることもできます。

 

学ぶことは、貪欲に最高の手本を探すことです。

 

4   まねることのまとめ

アランの言葉と一緒に、

「まねること」について解き明かしました。

 

まねることとは、

  • まねて学んだことの形を、ほんの少し変形させる。
  • 別の手本をまねてみる。

です。

 

幸福な気持ちが、私達の心に、

やすらぎを与えますように。