禁欲的な行動が好まれる?感情を豊かに出すことのすすめ。

「「不平不満を言わずに、やさしく笑顔で対応しましょう。」

高級旅館や、料亭なら、サービスの対価として、

高額なお金を払っているから、当然だと思うよ。

 

でも、消費者が求めているからといって、

全ての職業に適応することじゃないよ。

特に、サービスに見合った価格をつけていない、

価格をつけられない業種だね。」

 

禁欲的な行動を好む社会では、

感情を出すことが許されません。

では、感情を豊かに出すこととは何でしょうか?

 

それは、

  • 主語を明確にする。
  • 相手の感情も受け入れること。

です。

 

それでは、

19~20世紀の日本の教育者、新渡戸稲造の言葉と一緒に、

「感情」について解き明かします。

 

1   日本の教育者、新渡戸稲造は、『武士道』の中で述べています。

武士道においては不平不満を並びたてない

不屈の勇気を訓練することが行われていた。

そして、他方では、礼の教訓があった。

それは自己の悲しみ、

苦しみを外面に表わして他人の愉快や

平穏をかき乱すことがないように求めていた。

 

新渡戸稲造 奈良本辰也訳 『武士道』 三笠書房

1993年 133ページから引用

 

2   主語を明確にする。

感情を豊かに出すには、主語を明確にします。

なぜなら、集団の中では、文字や言葉を使わなくても、

お互いのことを分かることが、求められるからです。

 

「私は」、「あなたは」、「彼は」、「彼女は」と、

主語を明確にしなければ、感情の出所が分かりません。

感情が出る場所と向かう先が見つかったら、

次に、感情を出すスペースを探します。

 

感情を豊かに出すには、

感情を出すスペースを確保します。

 

3   相手の感情も受け入れること。

感情を豊かに出すには、相手の感情も受け入れます。

なぜなら、自分の感情は肯定して、

他人の感情表出は、否定するからです。

 

自分がどう思われているかを、気にしながら、

自分のことしか考えていない、傾向があります。

自分が感情を出しているなら、出せるなら、

相手が感情を出すことを認め、受け入れます。

 

感情を豊かに出せるには、寛容さが必要です。

 

4   感情のまとめ

新渡戸稲造の言葉と一緒に、

「感情」について解き明かしました。

 

感情とは、

  • 主語を明確にする。
  • 相手の感情も受け入れること。

です。

 

幸福な気持ちが、私達の心に、

やすらぎを与えますように。