別れで気分が落ち込んだ。痛みの経験は、人をやさしくする。

「体験記を聞いても、映画を見ても、

本を読んでも、舞台を見ても、

実際に体験しないと、

心の痛みは、わからないんだよ。」

 

心の痛みを受けとめる専門家が、長年働いた後、

自分が実際に体験したら、

はじめて、心の痛みが分かったと、このような人もいます。

では、痛みとは何でしょうか?

 

それは、

  • 自分が実体験して、はじめて分かる。
  • 想像力を養って、本当の痛みに、近い痛みを感じる。

です。

 

それでは、

20世紀のカトリック教会の聖人、マザー・テレサの言葉と一緒に、

「痛み」について解き明かします。

 

1   マザー・テレサは、「true love」の中で述べています。

真の愛は、いつも傷つきます。

人を愛することや、

人と別れることは痛みを伴います。

 

マザー・テレサ いなますみかこ訳

『マザー・テレサ日々のことば』 女子パウロ会

2009年 37ページより引用

 

2   自分が実体験して、はじめて分かる。

心の痛みは、自分が実体験して、はじめて分かります。

なぜなら、実体験の痛みは、想像していた痛みと比べ、

想定外の痛みだからです。

 

「痛みを分かっているよ」と、甘くささやくのは、偽りです。

痛みを、本当に感じた人は、

軽々しく、痛みのことを話しません。

 

痛みを経験した人は、その痛みを抱えながら、

それでも、やさしく手を差しのべてくれるのです。

痛みに、そっと寄り添ってくれます。

 

痛みは、経験した人が感じる感覚です。

 

3   想像力を養って、本当の痛みに、近い痛みを感じる。

本当の痛みに近い痛みは、想像力を使って、感じ取れます。

なぜなら、痛みを理解しようとする行為が、

本当の痛みとの距離を、縮めてくれるからです。

 

会話の内容から、書籍や映像の中から、

いっしょに過ごす時間の共有から、講演や講義から、

違う痛みの経験の中から、音楽や映画の中から。

 

痛みを負った人の気持ちを、

自分の痛みのように感じられる想像力が、

痛みの理解につながります。

 

本当の痛みは、理解しようと努力することで、

少しだけ感じ取れます。

 

4   痛みのまとめ

マザー・テレサの言葉と一緒に、

「痛み」について解き明かしました。

 

痛みとは、

  • 自分が実体験して、はじめて分かる。
  • 想像力を養って、本当の痛みに、近い痛みを感じる。

です。

 

幸福な気持ちが、私達の心に、

やすらぎを与えますように。