要望を断れる?後回しにすることは、許されない。

「仕事を断ることは、できないよ。

お客さんのためなら、期限を守るよ。

急な変更でも、急な要望でも、

仕事なら引き受けるよ。

断ると、不誠実って言われるからね。

残業をしてでも、やるよ。」

 

サービスを受ける側も、する側も、

無理な要望を叶えることを、当然だと考えています。

要望を断わったり、後回しにしたりすることは、

許されません。

では、後回しすることとは、何でしょうか?

 

それは、

  • 不誠実でさぼっていると評価される。
  • 自分のペースでできる。

です。

 

それでは、

江戸時代の僧、良寛の言葉と一緒に、

「後回し」について解き明かします。

 

1   江戸時代の僧、良寛は、述べています。

人の一生は、

みごとなほどあっけない、

窓をゆく馬にすぎぬのに、

年ごとに負債がたまって、

試験の場となる。

 

柳田聖山訳 『良寛道人遺稿』 中央公論新社

2002年 43ページより引用

 

2   不誠実でさぼっていると評価される。

不寛容な社会では、後回しにすることは、

不誠実で、さぼっていると評価されます。

 

なぜなら、サービスを提供する人は、

要望を要望通りにすることを、常識だと考えているからです。

 

後回しにする正当な理由は、たくさんあります。

しかし、自分の大切な時間を使ってでも、

正当な対価が得られなくても、

健康を犠牲にしてでも、期限を守ります。

 

後回しにすることは、不名誉なことなのです。

 

3   自分のペースでできる。

後回しにできることで、自分のペースを守れます。

なぜなら、自分の時間を確保できるからです。

 

自分の時間とは、

仕事をする時間、家族と過ごす時間、趣味の時間、

ゆっくり食事を楽しむ時間、社会活動の時間です。

 

自分の時間の中に、無理やり割り込んでくる要望を、

後回しにすることで、自分の時間を確保できます。

 

後回しにすることは、自分の生活を確保することです。

 

4   後回しのまとめ

良寛の言葉と一緒に、

「後回し」について解き明かしました。

 

後回しにすることとは、

  • 不誠実でさぼっていると評価される。
  • 自分のペースでできる。

です。

 

幸福な気持ちが、私達の心に、

やすらぎを与えますように。