道徳は受け入れるものか?道徳を否定することの代償。

「たばこを吸っている?

法律でも認められているし、税金も払っている。

たばこを吸う権利はあるよね。

でも、受動喫煙の問題あるよね。

あと、歩きたばこは、ちょうど子どもの目の高さで、

危険だよね。」

 

法律で認められていることや、違法でないことと、

道徳的に許されることは、一致しません。

多くの人に支持されている道徳は、強い力を持っています。

では、道徳とは何でしょうか?

 

それは、

  • 集団の中で、守るべき事柄として決められたこと。
  • 道徳に反すると、世間は冷たい視線を向ける。

です。

 

それでは、

19~20世紀のイギリスの哲学者、ラッセルの言葉と一緒に、

「道徳」について解き明かします。

 

1   イギリスの哲学者、ラッセルは、『幸福論』の中で述べています。

集団の道徳を全面的に受け入れていながら

違反する人は、

社会的地位を失ったときには

大きな不幸に苦しむことになる。

 

ラッセル著 安藤貞雄訳 『幸福論』 岩波書店

1991年 107ページより引用

 

2   集団の中で、守るべき事柄として決められたこと。

道徳は、集団の中の守るべきルールです。

なぜなら、集団で生きていくには、秩序が必要だからです。

 

集団は、秩序を守るために、ルールを作ります。

ルールをまとめたものが、道徳です。

そして、道徳は、集団の中で生きていくための契約です。

一方、個人で守るのは、倫理です。

 

道徳は、集団の中で生きていく契約です。

 

3   道徳に反すると、世間は冷たい視線を向ける。

道徳に反する人に、世間は、冷たい視線を向けます。

なぜなら、道徳を守らない人とは、

共存できないと考えるからです。

 

今まで、仲良く付き合っていたと思っていたのに、

業績は、ごみ箱に捨てられ、人格は否定され、

関係を持ちたくないと言われ、

もともと信用していなかったと、外敵扱いされます。

 

道徳に反する人は、世間から追放されます。

 

4   道徳のまとめ

ラッセルの言葉と一緒に、

「道徳」について解き明かしました。

 

道徳とは、

  • 集団の中で、守るべき事柄として決められたこと。
  • 道徳に反すると、世間は冷たい視線を向ける。

です。

 

幸福な気持ちが、私達の心に、

やすらぎを与えますように。