専門書だけで十分か?自ら判断することの大切さ。

「専門書で勉強するのは、当然だよ。

知識がなければ、何を基準に比較するの?

どのようにできているのか、どのように作用するのか、

どのような機能があるのか、どのように動くのか。

 

これらをきちんと、身につけて、

初めて判断できる準備ができて、

自分の力で判断することができるんだよ。」

 

書籍や雑誌から、知識を得ることは大切です。

そして、その知識を使って、自ら判断することは、

一番重要で、獲得すべき能力です。

では、自ら判断する力の大切さとは何でしょうか?

 

それは、

  • 典型的な形に出会うのは、まれである。
  • やり直しができない状況に、対応できる。

です。

 

それでは、

16~17世紀のフランスの哲学者、デカルトの言葉と一緒に、

判断」について解き明かします。

 

1   フランスの哲学者、デカルトは、『精神指導の規則』の中で述べています。

プラトンやアリストテレスの

議論をすべて読んだとて、

示された事物について

しっかりした判断を下しえなければ、

われらは決して哲学者とは成らない。

 

プラトン、アリストテレスは、古代ギリシアの哲学者

『世界名言集』 岩波書店

2002年 215ページより引用

 

2   典型的な形に出会うのは、まれである。

判断をする時、標準事例だけでは不十分です。

なぜなら、事例は、個々特有な問題を抱えているからです。

 

大部分が一致しているからといって、

標準であると判断すると、

隠れている問題を見逃してしまいます。

標準型のような、典型的な形に一致する事例は、

ほとんどないのです。

 

判断をする時は、個々特有な問題を忘れないようにします。

 

3   やり直しができない状況に、対応できる。

判断する力は、やり直しができない状況で発揮されます。

なぜなら、短時間に情報を収集し、

最適な行動を選択しているからです。

 

ゆっくり準備して、何度も修正や修復が、

できない対象もあります。

失敗しました、すみませんと、

謝罪する対象が、亡くなっていることもあります。

絶対に、元の状態に戻せないこともあります。

 

判断する力は、最適な行動を素早く選択できます。

 

4   判断のまとめ

デカルトの言葉と一緒に、

判断」について解き明かしました。

 

判断とは、

  • 典型的な形に出会うのは、まれである。
  • やり直しができない状況に、対応できる。

です。

 

幸福な気持ちが、私達の心に、

やすらぎを与えますように。