成功実績を主張すべきか?環境を分析して判断しよう。

「この理論を使うべきだよ。

複雑な問題を抱えていた、あの事例を解決したんだよ。

覚えているでしょ?あの事例。

昔からの標準的な理論で、これ以上のものはないよ。

学校でも習ったでしょ?」

 

人は、成功体験の中から、

解決策を見つけ出そうとします。

しかし、取り巻く環境が異なれば、

成功体験が適合するとは限りません。

 

では、取り巻く環境を分析したら、

成功実績はどうなるでしょうか?

 

それは、

  • 成功実績を採用するか、判断できる。
  • 成功実績がちんぷ化しているか、判断できる。

です。

 

それでは、

19~20世紀の中国の小説家、魯迅の言葉と一緒に、

「成功実績」について解き明かします。

 

1   中国の小説家、魯迅は、「小雑感」の中で述べています。

むかし景気がよかったものは、

復古を主張し、

いま景気のよいものは、

現状維持を主張し、

まだ景気のよくないものは、

革新を主張する。

 

『世界名言集』 岩波書店

2002年 221ページより引用

 

2   成功実績を採用するか、判断できる。

環境を分析することで、

成功実績を採用するか決められる。

なぜなら、今までの経験を生かしたいという気持ちを

肯定してくれるからです。

 

環境に合致するなら、成功体験を再現するだけなので、

容易に解決策を出せます。

また、成功体験を基にすれば、新しいことを考えるより、

説得させるデータがそろえ易いです。

 

外部、内部環境を分析し、成功実績を活用します。

 

3   成功実績がちんぷ化しているか、判断できる。

環境を分析することで、

成功実績を捨てる判断をします。

なぜならば、成功実績を重視するのは、

管理職の人達に多くみられる傾向だからです。

 

この管理職の人達は、環境が悪くても、

成功体験だけで、重要な意志決定をしてしまいます。

 

実際は、成功体験がちんぷ化していて、

それを裏付けるデータがあっても、

彼らは、成功体験を捨てることを拒みます。

 

環境を分析することで、適切な意思決定ができます。

 

4   成功実績のまとめ

魯迅の言葉と一緒に、

「成功実績」について解き明かしました。

 

成功実績とは、

  • 成功実績を採用するか、判断できる。
  • 成功実績がちんぷ化しているか、判断できる。

です。

 

幸福な気持ちが、私達の心に、

やすらぎを与えますように。