沢山買い物したのに、退屈さが離れない。退屈を追い出そう。

「発売されている本は、全部買った。

DVDもBlu-rayも全部買った。

特典Tシャツも手に入れた。

何度も本を読んで、何度も主題歌を聞いて、

何度も映像を観た。

次の巻は、いつ発売かな。暇だな。やることがない。」

 

欲しかった物を手に入れ、うれしかったのに、

少し時間が経つと、飽きて、退屈な気持ちが出てきます。

では、退屈とは何でしょうか?

 

それは、

  • 心が満たされないこと。
  • 生物としての人間性が失われること。

です。

 

それでは、

19~20世紀のイギリスの哲学者、ラッセルの言葉と一緒に、

「退屈」について解き明かします。

 

1   イギリスの哲学者、ラッセルは、『幸福論』の中で、退屈について述べています。

現代の都市に住む人びとが

悩んでいる特別な退屈は、

彼らが<大地>の生から

切り離されていることと密接に結びついている。

それは、生活を砂漠の中の旅のように、

暑苦しく、ほこりっぽく、

のどのかわくものにしている。

 

ラッセル著 安藤貞雄訳 『幸福論』 岩波書店

1991年 74ページより引用

 

2   心が満たされないこと。

退屈とは、心が満たされないことです。

なぜなら、退屈が心を支配していると、

心に大きな穴が開いていても、気付かないからです。

 

ぜい沢な食事を食べても、きれいな服を着ても、

素敵な家具に囲まれていても、

高級ホテルのスイートルームに泊まっても、

喜びが、心に穴から落ちてしまいます。

 

退屈は、心に大きな穴をあけてしまいます。

 

3   生物としての人間性が失われること。

退屈とは、生物としての人間性が失われることです。

なぜなら、刺激を受け取る能力が、低下してしまうからです。

 

美しさから、楽しさから、暖かさから発生する刺激を、

刺激として感じとれなくなります。

退屈は、お金持ちの人、そうでない人、

都会に住んでいる人、地方に住んでいる人、若者、中高年

対象者を選ばす、住みはじめます。

 

退屈は、刺激を受け取る能力を退化させます。

 

4   退屈のまとめ

ラッセルの言葉と一緒に、

「退屈」について解き明かしました。

 

退屈とは、

  • 心が満たされないこと。
  • 生物としての人間性が失われること。

です。

 

幸福な気持ちが、私達の心に、

やすらぎを与えますように。