成功を追求するのは義務か?成功と幸福との関係を考える。

「成功、それが一番大切なことだよ。

負け組になるのは、絶対に嫌だ。

成功するためなら、なんでもする。

誰でも、同じことを考えているよ。」

 

成功を追求することは、人生の目標になっています。

成功を追求することが、生きがいになっています。

では、成功を追求した後、何が見えるでしょうか?

 

それは、

  • ゴールに立った時、そこがゴールでなかったことが分かる。
  • ゴールに立った時、周囲に人がいるかどうかで、幸福度が異なる。

です。

 

それでは、

19~20世紀のイギリスの哲学者、ラッセルの言葉と一緒に、

成功」について解き明かします。

 

1   イギリスの哲学者、ラッセルは、『幸福論』の中で、成功について述べています。

彼が成功を望むだけでなく、

成功を追求することは男の義務であり、

そうしない男はつまらない人間だ、

と心から信じているかぎり、

彼の生活は依然としてあまりにも全力投球型で、

あまりにも不安にみちているので、

幸福なものにならない。

 

ラッセル著 安藤貞雄訳 『幸福論』 岩波書店

1991年 52ページより引用

 

2   ゴールに立った時、そこがゴールでなかったことが分かる。

成功を追求し、ゴールに立った時、

実は、そこがゴールでなかったことが分かります。

 

なぜなら、成功だと考えていたことが、

幸福な生活とは異なっていたと、気付くからです。

 

成功を追求している間は、

成功することだけを考えます。

幸福を手に入れるための追求は、

考慮されていません。

 

成功を追求することと、幸福を追求することは、

違う追求です。

 

3   ゴールに立った時、周囲に人がいるかどうかで、幸福度が異なる。

成功を追求し、ゴールに立った時、自分の周りに、

信頼できる人がいるかどうかで、幸福感が異なります。

なぜなら、幸福を連れ立った成功は、

周りの人々も幸福にするからです。

 

利害関係者、疲れきった顔の人達、

何でも言うことを聞く部下、

このような人達とは、幸福を話し合えません。

もし、成功が維持できず、失敗へむかっていくと、

自分の周りには、誰もいなくなります。

 

幸福を同行した成功は、周りの人達も幸福です。

 

4   成功のまとめ

ラッセルの言葉と一緒に、

成功」について解き明かしました。

 

成功とは、

  • ゴールに立った時、そこがゴールでなかったことが分かる。
  • ゴールに立った時、周囲に人がいるかどうかで、幸福度が異なる。

です。

 

幸福な気持ちが、私達の心に、

やすらぎを与えますように。