悲しみを否定する?悲しみと一緒に生きていく事の自然さ。

「この曲を聞くと、あの人を思い出すな。

何年経ったのかな?

今でも、悲しい気持ちになる。

もう会えないんだよな。

もし、もう一度話せるなら、どんなに幸せだろう。」

 

悲しみは、薄れてきても、

悲しい気持ちは、ずっと心に残っています。

では、悲しみと一緒に生きていくこととは、何でしょうか?

 

それは、

  • 悲しみは、大切な思い出である。
  • 悲しみがあるから、いつまでも、つながっていられる。

です。

 

それでは、

19~20世紀の日本の詩人、宮沢賢治の言葉と一緒に、

悲しみ」について解き明かします。

 

1   日本の詩人、宮沢賢治は、「噴火湾」の中で述べています。

ああ何べん理智が教えても

私のさびしさはなおらない

わたくしの感じないちがった空間に

いままでここにあった現象がうつる

それはあんまりさびしいことだ

 

宮沢賢治 『大活字版 ザ・賢治』 第三書館

2007年 771ページより引用

 

2   悲しみは、大切な思い出である。

悲しみは、大切な思い出の一つです。

なぜなら、悲しみには、悲しいと思った背景が、

ぎっしり詰まっているからです。

 

悲しみは、苦しくてつらいものです。

しかし、悲しみの種類の中には、

悲しみが、自分の近くにいて欲しいと、

強く願う存在があります。

例えば、大切な人と別れた悲しみです。

 

悲しみも大切な思い出です。

 

3   悲しみがあるから、いつまでも、つながっていられる。

悲しみは、過去とつながる手段の一つです。

なぜなら、悲しみは、忘れたくても忘れられない絵本で、

心の図書館に、ずっと保管されているからです。

 

悲しみの存在で、つらさが蘇ってくる一方、

悲しみのページをめくって、

過ごした時間に、思いを巡らせることもできます。

過去に戻って、ひと休みしてもいいのです。

 

悲しみは、忘れられない、あの時とつながっています。

 

4   悲しみのまとめ

宮沢賢治の言葉と一緒に、

悲しみ」について解き明かしました。

 

悲しみは、

  • 悲しみは、大切な思い出である。
  • 悲しみがあるから、いつまでも、つながっていられる。

です。

 

幸福な気持ちが、私達の心に、

やすらぎを与えますように。