報告を受けるだけで大丈夫?現場で感じることの大切さ。

「最近は、スタッフから報告を受けるばかりで、

現場にほとんど行っていないな。

お客さんのことを考えているけれど、

見ているのは、書類とパソコンの画面、

聞こえるのは、電話の音とスタッフの声。」

 

組織では、役職ごとに役割が決まっています。

管理職になると、報告をうけて判断することが増えます。

しかし、報告だけでは、伝わらないことがあります。

では、現場を見ることの大切さとは何でしょうか?

 

それは、

  • 報告と報告の間にあるすき間を埋めることができる。
  • 報告を構成する材料を知ることができる。

です。

 

それでは、

19~20世紀の日本の民俗学者、柳田国男の言葉と一緒に、

現場」について解き明かします。

 

1   日本の民俗学者、柳田国男は、『海上の道』の中で述べています。

日本の海端に、

ココ椰子の実が流れ着くということは、

決して千年ばかりの

新しい歴史ではなかったはずであるが、

書物で海外の知識を学び取ろうとした者は、

かえって永い間それを知らずにいた。

 

『世界名言集』 岩波書店

2002年 131ページより引用

 

2   報告と報告の間にあるすき間を埋めることができる。

現場を見ることは、報告と報告の間にあるすき間を

埋めることができます。

なぜなら、報告は、一冊の本のようなもので、本と本の間、

つまり、報告と報告の間には、必ず、すき間ができるからです。

 

全てを網羅した、完璧な報告は、存在しません。

しかし、多くの人が、これを認識しているにも関わらず、

報告に確実性を与え、決定権を委譲します。

いつの間にか、報告だけでは不十分

という認識が薄れていきます。

 

報告には、必ずすき間があるので、

現場をみて判断します。

 

3   報告を構成する材料を知ることができる。

現場を見ることで、報告内容の詳細を理解できます。

なぜなら、報告を構成する、直接の材料を

見ることができるからです。

 

報告では、表現できなかった部分、表現しなかった部分、

表現しきれなかった部分、表現から見落とされた部分を、

発見することができます。

 

現場を見ることで、報告の構成材料が分かります。

 

4   現場のまとめ

柳田国男の言葉と一緒に、

現場」について解き明かしました。

 

現場とは、

  • 報告と報告の間にあるすき間を埋めることができる。
  • 報告を構成する材料を知ることができる。

です。

 

幸福な気持ちが、私達の心に、

やすらぎを与えますように。