怒りは抑えるべきか?正当な怒りは、行動の源になる。

「子どものころ、夢ってあった?

才能や努力で、ある程度、その夢が叶うと思っていた。

でも、現実は、親の収入で決まるらしいよ。

高収入の家庭は、将来が選べて、

収入の少ない家庭は、選択の機会が、ほとんどないって、

許せる?」

 

社会的な問題に対して、怒りを感じることがあります。

このような正当な怒りは、

何とかしようという行動の源になります。

では、正当な怒りとは何でしょうか?

 

それは、

  • 心の叫びを受け取り、その悲しみを燃やし去る行為である。
  • 持ち続けることは、難しい。

です。

 

それでは、

18~19世紀のイギリスの詩人、ブレイクの言葉と一緒に、

怒り」について解き明かします。

 

1   イギリスの詩人、ブレイクは、「毒の木」の中で、怒りについて述べています。

私の怒りは昼も夜も成長し、

やがて輝くりんごの実をつけた。

私の敵はそれが輝くのを見て、

彼はそれが私のものであることを知った。

 

松島正一編 『対訳ブレイク詩集』 岩波書店

2004年 135ページより引用

 

2   心の叫びを受け取り、その悲しみを燃やし去る行為である。

正当な怒りは、理不尽な悲しみから、人を救い出します。

なぜなら、正当な怒りは、心の叫びを受け取り、

その中にある悲しみを燃やして、失くしてしまうからです。

 

悲しみの中で、何もすることができない時、

正しい怒りが、この状況から抜け出す道筋を

照らしてくれます。

そして、冷えきった体を温め、

動き出そうとする気持ちを強めてくれます。

 

正当な怒りは、行動の源流になります。

 

3   持ち続けることは、難しい。

正当な怒りを持ち続けることは、難しいです。

なぜなら、正当な怒りは、冷めやすいからです。

 

冷めた怒りは、日常の様々な出来事に逆らえず、

私達の記憶から、消去されます。

正当な怒りを、熱いまま維持するのは、

非常に強い意志と決意が必要です。

 

正当な怒りは、熱しやすく冷めやすいです。

 

4   怒りのまとめ

ブレイクの言葉と一緒に、

怒り」について解き明かしました。

 

怒りとは、

  • 心の叫びを受け取り、その悲しみを燃やし去る行為である。
  • 持ち続けることは、難しい。

です。

 

幸福な気持ちが、私達の心に、

やすらぎを与えますように。