教育する時の注意点は?それは、自分の地位に執着しない事。

「ずいぶん成長したな。

右も左も分からない、社会人1年生だったよな。

あまり丁寧に教えると、もっと仕事を覚えて、

自分の地位が危なくなりそうだな。

要注意人物として、付き合うようにしよう。」

 

かつて自分が教えた人が、自分を追い越して、

活躍することがあります。

その姿にねたみや嫉妬を感じ、失脚させることも

選択肢に入ってきます。

では、教えることとは何でしょうか?

 

それは、

  • 全てを教えたつもりでも、全てを伝えることはできない。
  • ねたみと教育は共存できない。

    です。

それでは、

16世紀のフランスの思想家、

モンテーニュの言葉と一緒に、

教育」について解き明かします。

 

1   フランスの思想家、モンテーニュは、『エセー』の中で述べています。

多くの場合、教える者の権威が

学ぼうとする者の邪魔をする。

 

『世界名言集』 岩波書店

2002年 299ページより引用

 

2   全てを教えたつもりでも、全てを伝えることはできない。

全てを教えたつもりでも、全てを伝えることはできません。

なぜなら、身につけた知識や経験を、

言葉に変換することは、とても難しいからです。

 

また、自分の習得方法を基準にして、全てを教えたとしても、

相手は、半分くらいしか理解していません。

 

教える人は、賢いので、すぐに理解できます。

そのため、理解できないことや、理解する過程を考慮しません。

相手は、相手の習得方法と、理解の仕方があることを

認識することが大切です。

 

全てを伝え教えることは、非常に困難です。

 

3   ねたみと教育は共存できない。

ねたみと教育は、共存できません。

なぜなら、ねたみは、相手の成長の芽を

もぎ取ってしまうからです。

 

ねたみは、相手が、自分の地位を脅かすような活躍や

高い評価を得ることを、ひどく嫌います。

教育で相手が成長していくと、ねたみは、

全力で成長を阻害し、排除します。

 

ねたみは、相手が成長して、

自分の脅威になることを許しません。

 

4   教育のまとめ

モンテーニュの言葉と一緒に、

教育」について解き明かしました。

 

教えることとは、

  • 全てを教えたつもりでも、全てを伝えることはできない。
  • ねたみと教育は共存できない。

    です。

幸福な気持ちが、私達の心に、

やすらぎを与えますように。