正しい事は伝えるべきか?伝える方法で結果が違ってくる。

「指摘されたことは、確かに、正しいと思うよ。

的確で、間違っていない。

でも、はっきり言われると、落ち込むね。

知っていたほうが、きっといいんだろうね。」

 

言われたくないことや、聞きたくないことを、

鋭い指摘で言われると、

正しいこととは分かっていても、心が傷つきます。

では、正しいことを伝えることとは何でしょうか?

 

それは、

  • 相手が傷つくことを前提にして、慎重に伝える。
  • 相手が、聞く態勢になっているタイミングで伝える。

です。

 

それでは、

20~21世紀の日本の詩人、吉野弘の言葉と一緒に、

正しいこと」について解き明かします。

 

1   日本の詩人、吉野弘は、「祝婚歌」の中で述べています。

正しいことを言うときは

少しひかえめにするほうがいい

正しいことを言うときは

相手を傷つけやすいものだと

気付いているほうがいい

 

『吉野弘詩集』 株式会社角川春樹事務所

1999年 89ページより引用

 

2   相手が傷つくことを前提にして、慎重に伝える。

正しい事を伝える時は、

相手が傷つくことを前提にして、慎重に伝えます。

なぜなら、正しい事を知ることは、

ほとんど喜びにつながらないからです。

 

正しい事だからといって、必ず伝える必要はありません。

知らない事が、幸せなこともあります。

正しい事を伝える時は、相手のダメージをよく考え、

慎重に言うべきです。

 

正しい事を言うことで、相手の心を傷つけることを、

決して忘れてはいけません。

 

3   相手が、聞く態勢になっているタイミングで伝える。

正しい事を言うタイミングは、

相手が聞く態勢になっている時です。

なぜなら、聞く準備ができていると、正しい言葉が、

無理なく心に入ってくるからです。

 

相手が聞く態勢になっているかの判断は、

相手の言葉、表情、行動から決めます。

「聞きたい」という言葉だけで、判断しません。

 

そして、正しい事を聞いた後、

正しさを維持してもらえるように、

正しい事の伝え方を真剣に考えます。

 

正しい事は、相手が聞く態勢を維持できるように、

上手く伝えます。

 

4   正しいことのまとめ

吉野弘の言葉と一緒に、

正しいこと」について解き明かしました。

 

正しいこととは、

  • 相手が傷つくことを前提にして、慎重に伝える。
  • 相手が、聞く態勢になっているタイミングで伝える。

です。

 

幸福な気持ちで、私達の心に、

やすらぎを与えますように。