悲しみが全てを覆っている。そんな時、眠りが時を止める。

「どうして、楽しかったことを、思い出さないのだろう?

思い出すのは、後悔ばかり。

楽しかった時間が、圧倒的に多かったのに。

あの時、もっとやれることがあったはず、

もっと、話したかった、一緒にいたかった。」

 

静けさの中、思い出すのは、後悔ばかりです。

悲しみから抜け出せない時、

眠りが、悲しみの心を包み込んでくれます。

では、眠りとは何でしょうか?

 

それは、

  • 過去から打ち寄せる、悲しみの大波を止めてくれる。
  • 夢の中で、別世界に連れて行ってくれる。

です。

 

それでは、

18~19世紀のイギリスの詩人、ブレイクの言葉と一緒に、

眠り」について解き明かします。

 

1   イギリスの詩人、ブレイクは、「狂おしき歌」の中で、眠りについて述べています。

荒涼たる風は泣き、

夜は冷たい。

眠りよ、ここに来ておくれ、

そして私の深い悲しみを包んでおくれ。

 

松島正一編 『対訳ブレイク詩集』 岩波書店

2004年 279ページより引用

 

2   過去から打ち寄せる、悲しみの大波を止めてくれる。

眠りは、悲しみの大波を止めてくれます。

なぜなら、眠りは、太陽の光を遮り、

悲しみを暗闇の世界に誘引するので、

悲しみが、驚いて動きを止めてしまうからです。

 

睡眠中、悲しみは、暗闇の中で動きを止めて、

明かりが灯るのを待っています。

活動しない悲しみは、後悔や寂しさや苦悩と

連絡を絶って、一人でじっとしています。

 

眠りは、悲しみの動きを止めてしまいます。

 

3   夢の中で、別世界に連れて行ってくれる。

眠りは、夢の中で、別世界に連れて行ってくれます。

なぜなら、眠りは、寝台列車を運行しているからです。

 

行先は、列車に乗ってみないと分かりません。

列車の時刻表はなく、切符売り場もありません。

楽園に着くことも、過去のあの日に着くことも、

お菓子の国に停車することも、

会いたかった人が、乗車してくることもあります。

 

眠りは、夢の世界に招待してくれます。

 

4   眠りのまとめ

ブレイクの言葉と一緒に、

眠り」について解き明かしました。

 

眠りとは、

  • 過去から打ち寄せる、悲しみの大波を止めてくれる。
  • 夢の中で、別世界に連れて行ってくれる。

です。

 

幸福な気持ちが、私達の心に、

やすらぎを与えますように。