死の重圧から逃れられる?死を受容し、幸福につなげよう。

「癌の告知って、ずいぶん普及してきたね。

でも、癌であるということと、

余命がどれくらいかっていうことは、

別に考えているようだよ。

死んでいく人と、残される家族や友人との

認識の違いだろうね。」

 

人は、死から逃れることはできません。

自分の命、家族の命、友人の命、

死を受容することは、とても難しいことです。

では、死を受容することとは何でしょうか?

 

それは、

  • 生きていることに感謝する。
  • 生きてこられたことに感謝する。

です。

 

それでは、

フランスの哲学者、アランの言葉と一緒に、

死を受容する」ことについて解き明かします。

 

1   フランスの哲学者、アランは、『幸福論』のなかで、死について述べています。

死をうけとめることができるのは

生きている人だけである。

悲運の重圧をうけとめることができるのは

幸福な人だけである。

つまり、すべてを言ってしまえば、

人間は自分の苦悩よりも

他人の苦痛に対して敏感になっている。

 

アラン著 神谷幹夫訳 『幸福論』

岩波書店 1998年 37ページより引用

 

2   生きていることに感謝する。

死を受容するとは、

生きていることに感謝することです。

なぜなら、残された時間を大切に思えるからです。

 

死を受容するには、死、そして死後の恐怖を受け入れ、

死を日常から遠ざけない感覚を身につけます。

1秒、1分、1時間が大切な時間になります。

1秒先の世界を、見ることができるのだから。

 

死を受容すると、よく生きられます。

 

3   生きてこられたことに感謝する。

死を受容するとは、

生きてこられたことに感謝することです。

なぜなら、お世話になった人が亡くなると、

その大きな存在を実感するからです。

 

死を受容すると、死の悲しみを受け入れ、

一緒に過ごせた時間に感謝します。

笑いにあふれ、楽しい時を過ごし、

心地良い気持ちで、温かい空間に住み、

愛情の味付けが最高の食事に感謝です。

 

死を受容すると、人と人との関りの大切を実感します。

 

4   死を受容することのまとめ

アランの言葉と一緒に、

死を受容する」ことについて解き明かしました。

 

死を受容することとは、

  • 生きていることに感謝する。
  • 生きてこられたことに感謝する。

です。

 

幸福な気持ちが、私達の心に、

やすらぎを与えますように。