どうしよう?焦ることが、平常心を失わせ、失敗する。

「急に要件を頼まれたので、

どれを優先させるのか、分からなくなって、

頭の中が真っ白になってしまったんです。

この状況を何とかしなくては、と思って、

あせっちゃったんです。」

 

平常心でいれば、適切に判断できることも、

あせってしまうと、上手くできないことがあります。

では、あせることが及ぼす影響とは何でしょうか?

 

それは、

  • 考えていることと、実際に行っていることが異なってしまう。
  • あせって失敗すると、さらにあせってしまう。

です。

 

それでは、

18~19世紀のドイツの詩人、ゲーテと一緒に、

あせること」について解き明かします。

 

1   ドイツの詩人、ゲーテは、『格言的』の中で、あせることについて述べています。

あせることは何の役にも立たない。

後悔はなおさら役に立たない。

前者はあやまちを増し、

後者は新しい後悔を作る。

 

高橋健二編 『ゲーテ格言集』 新潮社

1991年改版 202ページより引用

 

2   考えていることと、実際に行っていることが異なってしまう。

あせってしまうと、頭で考えていることと、

違った動きをしてしまいます。

なぜなら、何かしなくてはいけないという気持ちが、

手足を勝手に動かしてしまうからです。

 

割り込んだ動きは、動きが激しく、回転性を持ち、

揺れが強いです。

あせって行動すると、動きがぎこちなくなり、

ミスが生まれます。

 

あせりは、予想不能の動きを生み出します。

 

3   あせって失敗すると、さらにあせってしまう。

あせりによる失敗は、さらにあせりを作り出します。

なぜなら、あせりは、

短時間に爆発的に増殖するからです。

 

一方、あせりは、何時間も続きません。

あせりによって発生した、絶望的な状況が

動きを止めると、次に、後悔が襲ってきます。

 

あせりは、あせりを呼び集め、あせりを保ちます。

 

4   あせることのまとめ

ゲーテと一緒に、

あせること」について解き明かしました。

 

あせることとは、

  • 考えていることと、実際に行っていることが異なってしまう。
  • あせって失敗すると、さらにあせってしまう。

です。

 

幸福な気持ちが、私達の心に、

やすらぎを与えますように。