自分の事はよく知っている?自己を知る事の難しさを考える。

「いよいよ面接だね。

志望動機と自己分析、基本的な質問だけど、

これらが、一番重要だよね。

 

自分のことって、自分が一番わかっているから、

質問されても、答えられるって思うよね。

でも、質問に答えられないんだよ。」

 

自分の事は、よく知っているつもりでも、

自分の事を表現することが、難しく感じることがあります。

では、自己を知ることとは何でしょうか。

 

それは、

  • 自分の知っている能力と潜在能力を知る。
  • 他人から見られている自分を知る。

です。

 

それでは、

3世紀前半ころのギリシアの哲学史家の

ディゲネス・ラエルティオスの言葉と一緒に、

自己を知ること」について解き明かします。

 

1     ギリシアの哲学史家のディオゲネス・ラエルティオスは、『ギリシア哲学者列伝』の中で述べています。

「何が難しいか」と問われて(タレスが)言うことに

「自己を知ること」

 

タレスは、古代ギリシアの哲学者

柳沼重剛 『ギリシア・ローマ名言集』

岩波書店 2003年 55ページより引用

 

2   自分の知っている能力と潜在能力を知る。

自己を知ることとは、自分が知っている能力と

知らない能力があることを知ることです。

なぜなら、能力には、表に現れている部分と、

まだ表れていない潜在能力の、2種類があるからです。

 

知らない能力を知ることは、能力そのものでなく、

その存在を認めることです。

新しい挑戦に挑む、困難な課題に取り組む、

このような時、潜在能力が活躍します。

 

自分が知っている能力と潜在能力を知ることで、

自分を理解できます。

 

3   他人から見られている自分を知る。

自己を知ることは、他人が見ている

自分の像を知ることです。

なぜなら、自己は、自分の中に存在するのではなく、

他人のイメージの中にも存在するからです。

 

他人のイメージの中にいる自分は、

自分が認識している姿と一致していることも、

予想外の姿をしていることも、

新しい魅力が発見できる姿をしていることも、

いろいろな姿として存在しています。

 

他人がイメージする自分の姿が、

他人の心の中にいます。

 

4   自己を知ることのまとめ

ディゲネス・ラエルティオスの言葉と一緒に、

自己を知ること」について解き明かしました。

 

自己を知ることとは、

  • 自分の知っている能力と潜在能力を知る。
  • 他人から見られている自分を知る。

です。

 

幸福な気持ちが、私達の心に、

やすらぎを与えますように。