なぜ干渉してくるの?人を支配したがる理由を考える。

「なぜ、報告しなかったの?規則で決まっているでしょ?

報告、連絡、相談、

いつも、守りなさいって、言っているじゃない。

私が知らないことを、勝手にやって欲しくないの。」

 

規則で決まっていることは、守らなければなりません。

しかし、完全に管理され、支配下に置かれていると、

息苦しさを感じます。

では、支配したがる気持ちとは何でしょうか?

 

それは、

  • 自分の中では、良いことをしていると思い込んでいる。
  • 干渉することで、恐れている感情を落ち着かせている。

です。

 

それでは、

18~19世紀のドイツの詩人、ゲーテと一緒に、

支配」について解き明かします。

 

1   ドイツの詩人、ゲーテは、『ファウスト』の中で、支配について述べています。

自分自身の内心を

支配することのできぬものに限って、

とかく隣人の意志を支配したがるものだ。

 

高橋健二編 『ゲーテ格言集』 新潮社

1991年改版 145ページより引用

 

2   自分の中では、良いことをしていると思い込んでいる。

支配したがる人は、自分の中では、

良いことをしていると思い込んでいます。

なぜなら、今までの経験から身につけたことを、

正当化しようとするからです。

 

支配したがる人は、周囲に悪影響を

与えているという認識がないので、

周囲の人達は、その言動に振り回されるだけです。

 

支配したがる人は、自分の価値観を活用して、

思い込みを作り出しています。

 

3   干渉することで、恐れている感情を落ち着かせている。

支配したがる人は、様々なことに干渉してきます。

なぜなら、自分の支配下から

相手が離れてしまうことを恐れているからです。

 

干渉することで、相手の反応から情報収集し、

離反の芽を早期に摘み取ります。

支配したがる人は、職場に限らず、

親子、兄弟姉妹、学校、サークル活動、

見渡せば、どこにでも生息しています。

 

支配したがる人は、干渉することで、

恐れる感情を抑え込んでいます。

 

4   支配のまとめ

ゲーテと一緒に、

支配」について解き明かしました。

 

支配とは、

  • 自分の中では、良いことをしていると思い込んでいる。
  • 干渉することで、恐れている感情を落ち着かせている。

です。

 

幸福な気持ちが、私達の心に、

やすらぎを与えますように。