甘い言葉に潜む罠とは?聞きたいことを優しく語ってくれる。

「あんなこと言われても、誰もできないよ。

単なるわがまま。あなたは、何も悪くない。

本当に、迷惑だよね。

大丈夫?大変だったね。」

 

一見、共感してくれるような、甘い言葉は、

心が癒され、大切な存在だと勘違いしてしまいます。

では、甘い言葉に潜む罠とは何でしょうか?

 

それは、

  • 聞きたいことを言ってくれ、仲間だと思ってしまう。
  • 信用すると、抜け出せなくなる。

です。

 

それでは、

フランスの哲学者、アランの言葉と一緒に、

甘い言葉」について解き明かします。

 

1   フランスの哲学者、アランは、『幸福論』のなかで述べています。

空想家たちは、自分の考えている計画は

他の人びとがやっている仕事よりも

ずっと美しいとくりかえし言っている。

 

アラン著 神谷幹夫訳 『幸福論』

岩波書店 1998年 170ページより引用

 

2   聞きたいことを言ってくれ、仲間だと思ってしまう。

甘い言葉を言う人を、

大切な仲間と思って信用します。

なぜなら、甘い言葉は、相手が言って欲しいことを見抜き、

それを上手に表現するからです。

 

甘い言葉を聞いた人は、心地良い気分になり、

甘い言葉を言ってくれた人と、

いつも一緒にいたいと熱望します。

耳元で、甘い言葉をささやいて欲しいのです。

 

甘い言葉を言う人は、自分と一緒にいたいと

思わせる能力があります。

 

3   信用すると、抜け出せなくなる。

甘い言葉のグループに、一度入ってしまうと、

抜け出せなくなります。

なぜなら、心地良い環境と思っているので、

抜けるという発想が、できなくなるからです。

 

甘い言葉は、身近な場所、

例えば、学校、サークル、職場など、

どこにでも存在します。

また、甘い言葉を聞いていた人が、

甘い言葉を言う人になっています。

 

甘い言葉のグループに入ると、

甘い言葉を言うようになります。

 

4   甘い言葉のまとめ

アランの言葉と一緒に、

甘い言葉」について解き明かしました。

 

甘い言葉は、

  • 聞きたいことを言ってくれ、仲間だと思ってしまう。
  • 信用すると、抜け出せなくなる。

です。

 

幸福な気持ちが、私達の心に、

やすらぎを与えますように。