失敗した人を罰する?失敗した事がない人は一人もいない。

「あの人には、頼まない方がいいよ。

前回、プロジェクトリーダーに選ばれて、

結果を出せずに、任期が終わったんだよ。

また、失敗するんじゃない?」

 

成果を期待され、結果が出せないことがあります。

能力があっても、何らかの事情で失敗します。

では、失敗をどのように評価すればいいのでしょうか?

 

それは、

  • 失敗と人格を混同しない。
  • 失敗を隠さないで言える環境を作る。

です。

 

それでは、

新約聖書の言葉と一緒に、

失敗」について解き明かします。

 

1     新約聖書の中から。                                       (ヨハネ福音書 第8章 7、9)

「あなた達の中で罪を犯したことのない者が、

まずこの女に石を投げつけよ。」

これを聞くと、彼らは皆良心に責められ、

老人をはじめとして、ひとりびとり出ていって、

最後にただイエスと、

真中に立ったままの女とが残った。

 

塚本虎二訳 『新約聖書 福音書』

岩波書店 1963年 305ページより引用

 

2   失敗と人格を混同しない。

失敗したことで、その人の人格を、

否定するような批判は、絶対にしていけません。

なぜなら、人格を否定しても、失敗を取り戻せないし、

失敗の検証もできないからです。

 

人格の否定は、言っている人の

気晴らしになっているだけです。

そして、注意することを建て前にしながら、

失敗した人の自尊心を傷つけることを目的にして、

反応や態度を見て楽しんでいます。

 

失敗して中止する時は、人格を否定せず、

失敗の原因を指摘しましょう。

 

3   失敗を隠さないで言える環境を作る。

失敗したことを、隠さず言える仕組みが大切です。

なぜなら、

罰則を恐れて、失敗が隠ぺいされてしまうからです。

 

また、失敗をしないように、行動が萎縮します。

失敗したことは、個人の責任なのか、

誰でも起こり得ることなのか、

システムの問題なのか、設備の問題なのか、

 

失敗の報告を、有益な情報源として扱うことで、

しっかり分析することができ、業務改善につながります。

 

失敗を、簡便に素早く報告できることが大切です。

 

4   失敗のまとめ

新約聖書の言葉と一緒に、

失敗」について解き明かしました。

 

失敗とは、

  • 失敗と人格を混同しない。
  • 失敗を隠さないで言える環境を作る。

です。

 

幸福な気持ちが、私達の心に、

やすらぎを与えますように。