興味がない。やる気がでない。無力感が引き起こす悲しさ。

「哲学入門の本を渡されてもね、

全く興味がないよ。哲学って、難しそう。

プラトン、デカルト、カント、西田幾多郎、

聞いたことがある名前もあるよ。

哲学を勉強して、何かわかるようになるの?」

 

学習を勧められても、もともと興味がなく、

きっと興味が持てないと思ってしまうと、

やる気が出ず、無力感だけが残ります。

では、無力感が及ぼす影響とは何でしょうか?

 

それは、

  • 一部の事柄から発生すると、行動全体に波及する。
  • 無力感が持つエネルギーは、あらゆる思考を止めてしまう。

です。

 

それでは、

古代ギリシアの歴史家、ヘロドトスの言葉と一緒に、

無力感」について解き明かします。

 

1   古代ギリシアの歴史家、ヘロドトスは、『歴史』のなかで述べています。

この世でなにが悲しいといって、

自分がいろいろのことを知りながら、

無力のためにそれをどうにもできぬことほど

悲しいことはない。

 

『世界名言集』 岩波書店

2002年 49ページより引用

 

2   一部の事柄から発生すると、行動全体に波及する。

無力感が、ある一部の出来事から発生すると、

行動全体に波及します。

なぜなら、無力感を一か所に、

とどめておくことができないからです。

 

頭の中で、無力感を隔離していても、

無力感は、小さなすき間から漏れ出し、

知らぬ間に、心全体に充満しています。

行動の全ては、無力感に支配されています。

 

行動全部が、無力感に侵されるのは、

あっという間です。

 

3   無力感が持つエネルギーは、あらゆる思考を止めてしまう。

無力感が持つエネルギーは、

あらゆる思考を止めてしまいます。

なぜなら、無力感は、他の思考や感情を吸い込んで、

大きく成長するからです。

 

考える力だけでなく、食べること、トイレへ行くこと、

起き上がることなど、生きていくための基本行動を

統制する思考までも、吸い込まれてしまいます。

 

無力感は、他の思考をエネルギー源にしています。

 

4   無力感のまとめ

ヘロドトスの言葉と一緒に、

無力感」について解き明かしました。

 

無力感とは、

  • 一部の事柄から発生すると、行動全体に波及する。
  • 無力感が持つエネルギーは、あらゆる思考を止めてしまう。

です。

 

幸福な気持ちが、私達の心に、

やすらぎを与えますように。