文句を言いたくなる。それは、不幸を大きくしている。

「人員は全く増えないのに、

提出書類は、増えるばかりで、

お客さんの対応が終わっても、

仕事が終わらないよ。

なんとかならないの、この状況。」

 

仕事や日常生活の中で、忙しすぎて、

文句や不満を言いたくなります。

ひとり言、同僚と一緒に、家族に、友人に、

文句を言いだすと、あふれるように出てきます。

では、文句を言うとどうなるのでしょうか?

 

それは、

  • 一時的に気分がはれる。
  • 文句を言うことは、不幸を大きく育てる。

です。

 

それでは、

フランスの哲学者、アランの言葉と一緒に、

文句」について解き明かします。

 

1   フランスの哲学者、アランは、『幸福論』のなかで、文句について述べています。

どんなことでも文句を言うことができるし、

完全なものなど何ひとつ存在しないから。

 

アラン著 神谷幹夫訳 『幸福論』

岩波書店 1998年 210ページより引用

 

2   一時的に気分がはれる。

文句を言うことで、一時的に気分が晴れます。

なぜなら、怒りを、心の右端から、

左端に移動させているからです。

 

心の中で、怒りのない部分ができたから、

一時的に気分が晴れます。

つまり、文句は、怒りを静める効果があります。

しかし、文句を言っても、

状況は何も変わっていません。

 

文句を言うことで、一時的に怒りが静まります。

 

3   文句を言うことは、不幸を大きく育てる。

文句は、言えば言うほど、不幸を大きく育てます。

なぜなら、文句は、一度口から出ると、

何倍の大きさに膨れて、心の中に戻って来るからです。

 

気分を晴らそうと文句を言っても、

心が晴れるどころか、心に大雨をもたらし、

心を重くさせるだけです。

じめじめとした心には、不幸が繁殖します。

 

文句を言うことで、不幸を招き入れています。

 

4   文句のまとめ

アランの言葉と一緒に、

文句」について解き明かしました。

 

文句とは、

  • 一時的に気分がはれる。
  • 文句を言うことは、不幸を大きく育てる。

です。

 

幸福な気持ちが、私達の心に、

やすらぎを与えますように。