成功したことを忘れられない?失った財産の取り扱い方。

「株で損をしたの?

先月は、50万円プラスだって言っていたよね。

今月は?

60万円マイナス、そのあと、11万円のプラス。

トータルでは、1万円のプラスだよね。

何が不満なの?

失った50万円を取り戻したいの?」

 

財産を失うと、

何とかして取り戻そうと必死になります。

その方法の一つで、一度成功体験をすると、

また、成功できると考えます。

では、失った財産の存在とは何でしょうか?

 

それは、

  • 一度失った財産に固執する。
  • 今持っている財産に目を向ける。

です。

 

それでは、

イタリアルネサンス期の思想家、

マキャヴェッリと一緒に、

失った財産」について解き明かします。

 

1   イタリアの思想家、マキャヴェッリは、『君主論』のなかで述べています。

人間というのは、

殺された父親のことは忘れても、

奪われた財産のほうはいつまでも忘れない。

 

『世界名言集』 岩波書店

2002年 166ページより引用

 

2   一度失った財産に固執する。

失った財産を取り戻そうとして、損失回復に固執します。

なぜなら、一度手に入れた財産を失うと、

その価値以上に喪失感を感じてしまうからです。

 

また、一度財産を手に入れたので、

もう一度手に入れられるに違いないと、

自分自身に納得させています。

手に握った感覚が忘れられません。

 

失った財産と喪失感が結びつくと、

激しい力を生み出します。

 

3   今持っている財産に目を向ける。

過去の損失は組み入れず、

今持っている財産を活用します。

なぜなら、過去の損失からは、

何も生み出せないからです。

 

過去の失った財産と今の財産を

しっかり分けることから始めます。

今の財産を使って、何ができるのか検討します。

現在の財産を中軸に考えます。

 

失った財産は、過去の人の持ち物です。

現在の人は、今持っている財産が全てです。

 

4   失われた財産のまとめ

マキャヴェッリと一緒に、

失った財産」について解き明かしました。

 

失った財産の存在とは、

  • 一度失った財産に固執する。
  • 今持っている財産に目を向ける。

です。

 

幸福な気持ちが、私達の心に、

やすらぎを与えますように。