悲しみが、心の全てを占めている。そんな悲しみを和らげる。

「あの時は、寂しかったんだ。

たくさん電話で話したけど、

そばにいてくれなかった。

プレゼントもお土産もうれしかったけど、

いつも独りぼっちだった。

この曲を聞くと、悲しかったこと思い出すよ。」

 

いろいろな要因で、避けられない悲しみが生まれます。

悲しみの中に沈んでいる、後悔している、

忘れられない、くやしさ、怨み、

悲観的な感情と結びついて、悲しみが存在します。

では、悲しみを和らげるにはどうすればいいのでしょうか?

 

それは、

  • 悲しみは、脳が自動的に作り出した作品である。
  • 悲しみを、他人事にしてしまう。

ことです。

 

それでは、

フランスの哲学者、アランの言葉と一緒に、

悲しみ」について解き明かします。

 

1   フランスの哲学者、アランは、『幸福論』のなかで述べています。

自分自身を責めたり呪ったりすることはもうしなくなる。

「ぼくは悲しいのだ。目の前が真っ暗だ。

でも、これにはいろいろな事件など何の関係ない。

自分の理屈も関係ない。

理屈をこねようとするのは身体なのだ。

それはいわば胃の考えたことだ」

と思うようになるだろう。

 

アラン著 神谷幹夫訳 『幸福論』

岩波書店 1998年 28ページより引用

 

2   悲しみは、脳が自動的に作り出した作品である。

悲しみは、脳が自動的に作った作品です。

なぜなら、脳は、材料がそろうと、

悲しみを作るように、プログラムされているからです。

 

今回は、どんな作品をつくったのかのかな?

上手に作ったな、もう少し工夫してほしいな、

ぜいたくすぎるよ、色彩がきれい、

脳が作った悲しみを眺めて、

お茶を飲みながら、感想を言っていればいいのです。

 

悲しみは、脳という器官が、独占生産しています。

 

3   悲しみを、他人事にしてしまう。

悲しみは、自分が作ったのでなく、

脳が、機械的に生産したと考えます。

なぜなら、作ったのは、脳部門であり、

他人事として眺めていてもいいからです。

 

今日も、正常に働いていると感心して、

脳の能力を称賛します。

しかし、悲しみを作り出した任命責任があるので、

脳に、悲しみをなくすよう命令します。

 

悲しみがあるのは、勝手に作られるので、

客観的に評価できます。

 

4   悲しみのまとめ

アランの言葉と一緒に、

悲しみ」について解き明かしました。

 

悲しみとは、

  • 悲しみは、脳が自動的に作り出した作品である。
  • 悲しみを、他人事にしてしまう。

です。

 

幸福な気持ちが、私達の心に、

やすらぎを与えますように。