失敗して反省する。みじめな反省から立直る方法。

「何で、見落としたのかな?

確認したつもりだったけれど。

他のスタッフが気づいてくれなかったら、

取り返しのつかないことになっていたよ。

仕事への取り組み方や、考え方、

これが問題なのかな。」

 

仕事で失敗をすると、

落込みみじめな気持ちになります。

もちろん反省しますが、すぐに立ち直れません。

では、反省から立直る方法とは何でしょうか?

 

それは、

  • 失敗した原因を分析して、改善点を見出す。
  • 自分の人格は、否定されていない。

です。

 

それでは、

フランスの哲学者、アランの言葉と一緒に、

反省」について解き明かします。

 

1   フランスの哲学者、アランは、『幸福論』のなかで、反省について述べています。

自分のあやまち、自分の悔恨から、

すなわち自分を責めるいっさいのみじめな反省から

ほんとうの自分を切り離すことである。

 

アラン著 神谷幹夫訳 『幸福論』

岩波書店 1998年 222ページより引用

 

2   失敗した原因を分析して、改善点を見出す。

反省するときは、失敗した原因をきちんと分析し、

同じことを繰り返さない改善策を見出します。

 

なぜなら、同じ失敗を繰り返せば、

みじめな反省から抜け出せないからです。

 

改善策をもって、次の戦いに臨めば、

反省の支配から逃れられます。

たとえ、また失敗したとしても、

反省を部下にして、

さらなる改善策を出すよう命令できます。

 

失敗したら反省し、

同じ失敗を繰り返さないことが大切です。

 

3   自分の人格は、否定されていない

失敗をして反省しても、

自分の人格を否定してはいけません。

なぜなら、気分が落ち込んでいる時は、

いつもより鮮明に自分の欠点が見えるからです。

 

気分を晴らすために、自分を傷つけることは危険です。

自己否定しても、さらに落ち込むだけで、

何の解決にもなりません。

自分の人格を否定しても、失敗を克服できません。

 

失敗した時、

人格を否定するような言動は言ってもいけません。

 

4   反省のまとめ

アランの言葉と一緒に、

反省」について解き明かしました。

 

反省とは、

  • 失敗した原因を分析して、改善点を見出す。
  • 自分の人格は、否定されていない。

です。

 

幸福な気持ちが、私達の心に、

やすらぎを与えますように。