「今の仕事って、自分に合っているのかな?
仕事をしながら、この疑問をもっている人、
結構いると思うよ。」
自分の仕事が適職かどうか迷うことがあります。
もっと自分にあった仕事があるのではないか、
このまま今の仕事を続けていっていいのか悩みます。
では、今の仕事をなぜ続けているのでしょうか?
それは、
- 意識的もしくは無意識に選択した結果である。
- 仕事を続けていく中で、新しいやりがいがやってくる。
からです。
それでは、
フランスの哲学者、アランの言葉と一緒に、
「仕事を続ける意義」について解き明かします。
1 フランスの哲学者、アランは、『幸福論』のなかで、仕事について述べています。
始めている仕事にはこれからやろうとする動機よりも
ずっと深い意味がある。(中略)どんな仕事であれ、
それを続けなければならない十分な理由なのだ。
だから、きのうの仕事のなかに
自分の意志の確かなしるしを
見出す人はさいわいである。
アラン著 神谷幹夫訳 『幸福論』
岩波書店 1998年 169ページより引用
2 意識的もしくは無意識に選択した結果である。
今の仕事は、多くの仕事の中から選択した結果なのです。
なぜなら、労働条件、自分の適性や嗜好を
考慮して決めているからです。
例えば、料理を作ることが好きな人は、
食品関連の仕事を選択する確率が高くなります。
意識的もしくは無意識に仕事を選択しています。
選択するという意思決定方法を使って、今の仕事が存在します。
3 仕事を続けていく中で、新しいやりがいがやってくる。
仕事を継続している中で、新たなやりがいがやってきます。
なぜなら、仕事をはじめた時には、想像していなかった、
想定していなかった、ワクワク感があるからです。
仕事に全力で取り組むことで、視野が広がり、
考える力が養われます。
たとえ、希望の部署やプロジェクトにいなくても、
今の仕事をやり遂げることは、
やりがいの肥やしになります。
ある一定期間仕事を続けることは、
やりがいを強化します。
4 仕事を続ける意義のまとめ
アランの言葉と一緒に、
「仕事を続ける意義」について解き明かしました。
仕事を続ける意義とは、
- 意識的もしくは無意識に選択した結果である。
- 仕事を続けていく中で、新しいやりがいがやってくる。
です。
幸福な気持ちが、私達の心に
やすらぎを与えますように。